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「頭皮は最も脂が出る場所」
まくらクリーニング
アンケート調査によると枕を洗ったことがあるご家庭はおよそ4割にとどまっています。その理由としては、
・カバーをしているので本体は洗う必要がない
・枕は洗うものではないと思っている
・洗濯機で洗えない
・以前家庭で洗ったが手間の割にキレイにならないのであきらめている
などでした。

枕は洗えます!
洗えますし、洗った方がいい!
フケやほこりなどは枕カバーで防いでくれるかもしれませんが、よだれや汗は、枕カバーを貫通して本体までたどり着きます。枕カバーを外した時に本体に輪ジミが見られたり、枕カバーを裏返して見て、裏側も黄ばみやシミがあるようでしたら本体にもたどり着いている可能性があります。ご家庭で面倒な場合はぜひ当店へ。
※一部の羽根枕、低反発素材等は洗えない場合があり、専門工場でのお取り扱いになりますのでご了承ください。その場合、納期も3週間程度かかります。また、そば殻などの水洗い出来ない素材は洗えませんので予めご了承ください。
雑菌に頬をあてないで
一般成人の1日に失われる水分量はおよそ2.5ℓ、その内汗や普段の呼吸から出ていく水分はおよそ900㎖なので、1日の1/3が睡眠時間とすると約300ml、夏場は約500mlが寝ている間にふとんや枕に吸収されたり部屋の中に放出されることになります。身体で最も汗をかく場所は額。最も脂が出る場所は頭皮、寝ている間のいつの間にかよだれを含めると、かなりの水分が枕(カバー)に付着すると言えます。多少の黄ばみでニオイが無い場合はさほど気にしなくてもよいかと思いますが、ニオイがあるようでしたら雑菌が繁殖していたり、ミドル脂臭の可能性がありますのでお洗濯をお勧めします。せっかくシャワーや洗顔をして綺麗になったのに、雑菌が繁殖して不衛生な枕に一晩中顔をつけるのは美容によくありません。お手入れしても肌荒れが治らない原因や、ニキビへ悪影響が考えられます。

男 30過ぎたら枕をこまめに洗おう

パートナーや子供に「パパの枕臭い!」って言われても自分では感じない訳とは?
ニオイの原因としてもう一つ男性特有の「ミドル脂臭」があり、35歳~45歳に最も多く分泌するジアセチルという成分が正体のニオイがあります。一番多く分泌される場所が後頭部、次に頭頂部、首の後ろの順となり、ミドル世代の男性の枕はジアセチルが漂っている可能性があります。このニオイは男性より女性が特に不快と感じ、更にはこのニオイに敏感な人と鈍感な人がいて、女性の方が敏感に感じるとのことです。男性本人は順化して気にならないこともあり、枕の洗い時はパートナーや子供たちの判断になりそうです。
「自分だけ気づかない臭」で周りの人に迷惑をかけないよう、30歳を過ぎたら定期的に枕本体も洗った方がよさそうですね!

枕にもいる!? ダニ対策も忘れずに!
